ISUCON9 予選で Cloud Trace 使った
id:hitode909 と
id:tkzwtks と「ミッシングマグネティックストレージ」チームで出たけど予選敗退となった。最終スコアは5110点で、瞬間最大風速でも6700点ぐらい。
今回は Cloud Trace を投入してあれこれやってて悪くなかったのでそれについて。

練習のときにつかってみて悪くないねということになったので投入した。Express だと import するだけでそれっぽく使えるのだけれど、8 の予選問題をみたところ fastify が使われているようで、一工夫必要だった。一工夫っていうのは
// setup cloud trace const tracer = require('@google-cloud/trace-agent').start() const fastify_connect = function(method: string, path: string, option: Object, callback: any){ if (process.env['ENABLE_CLOUD_TRACE'] === "true") { fastify[method](path, option, async (req: FastifyRequest, reply: FastifyReply<ServerResponse>) => { tracer.runInRootSpan({ name: method + ":" + path }, async(rootSpan) => { try { await callback(req, reply) } catch (e) { rootSpan.endSpan(); throw e; } rootSpan.endSpan(); }) }); } else { fastify[method](path, option, async (req: FastifyRequest, reply: FastifyReply<ServerResponse>) => { await callback(req, reply) }); } }
みたいなラッパを用意して、すべてのハンドラをのラッパ経由に書き換える、みたいな感じ。env.sh の ENABLE_CLOUD_TRACE を書き換えることでバイパスできるようにしてある。このラッパはひとでさんがアイデアくれました。
この状態でベンチを回すと Cloud Trace に mysql にクエリを送ったタイミングが記録される。たとえば post /login であれば

こんなふうに記録すされ、スタックを見ると 2064: const [rows] = await db.query("SELECT * FROM `users` WHERE `account_name` = ?", [accountName])は一瞬で終わっているのにその後の処理でかなり時間を食っていることからハッシュ計算がボトルネックになっていることが推察できる*1。
苦しめられた /buy はこんな感じ。

これは初期状態の /users/transactions.json だったと思うけど迫力ある感じ。

競技時間中にあまり手をうごかせなかったのが個人的な反省で、なんかもっと手を動かせた気がする。ログイン周りとか MySQL のinnodb_lock_wait_timeout短くするのとか気になってたけど結局手を動かさずに終わってしまったのは失敗だったなあとおもう。
*1:当日普通に気が付かなくて僕はもう終わりです