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深みにはまっていく事という話題でなにか書きたかったらしいけど思い出せない.
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思い出したので書く.
一度潜って,面白いって思うとまた潜る.次はもっとはやく深くを目指す.
そうやってどんどん深く潜れるようになるともっともっと深く潜ろうとする.そのうちにもっとうまく潜れる人がいるのがわかって,他の人にできるなら自分にもできるはずだって,どんどん深くを目指していく.一度にかかる時間も体力もどんどん必要になって,だんだん限界みたいなのを意識し始める.それでも楽しいから潜り続ける.
だれにだってそういう物があると思う.自分と他人は違うって思っても,対象が違うだけでやってることは変わらないと思う.
このまえボーリングに行った.生まれて初めてスコアが200を超えた.でも全然おもしろくなかった.適当に投げてるとだいたい120ぐらいで,運が良いと170くらいって感じで,ほとんど運だと思っているし,どうやったら安定して高いスコアがとれるかわからないから僕にとってはただの運ゲーだ.運が良ければ勝てるし,悪ければ負けるみたいな.
深みにはまっていないから,楽しくない.深みにはまってしまえばおもしろい.
でも深みにはまるためには最初の「面白い」って思う事が一番肝心なんだ.
なにを面白いって思うかがその人を決めると思うけれど,なにを面白いって思うかは環境が決めるような気もする.
趣味が違うからって,理解し得ない対象だ,なんて思っちゃいけない.それは知的生命としての敗北だ.