自分を機嫌よく保つ

20代後半のテーマといえば、もっぱら「いかに機嫌のいい自分を保つか」だったと思う。

もともとそんなにへそを曲げたり怒ったりはしないタイプだと思うし、嫌なことがあっても一晩寝れば忘れてしまうことが多いのだけれど、それでも無駄に消耗したりすることはあった。

最近はこのあたりのコントロールがだいぶ効くようになってきた気がする。

重要なポイントのひとつは自分でコントロールできないことは諦めることなきがする。例えば温泉とかにいくと痰を洗い場の排水口に吐き捨てるおっさんがいて、僕はそういうのに居合わせると気分が悪くなるのだけれど、深く考えないようにしている。考え出すとどんどん嫌な気持ちになってしまうので...

こうして例えを書き出して思ったけれど、諦めるというよりは考えることをやめる、というのが正しいのかもしれない。物事の場合はこれで概ねよいと思う。

一方、接していると自分が不機嫌になるような人というのがいる。僕もいた。もう何年も前の話です。こういう場合は波風を立てないようにスッと距離を置くのが重要なんだと思う。

トイレの蓋

前はトイレの蓋を気にしたことがなかった。半年ぐらい前にテレビを見ていて「蓋を開けたまま水を流すと菌が飛び散り不衛生」といった話を見て、「なるほど、あれはそういう役目があったのか!」と思い、以来流す前に蓋を閉める日々が続いてる。

思い返すと、実家にいた頃にあの蓋が閉まっているのはほとんど見たことがなかった。友人の家に遊びに行ったときも蓋が開きっぱなしの家としまっている家で明確に違ったような気がする。*1

今の僕は簡単な動作でトイレ内の衛生が保たれるのだから閉めない理由がないと思っているけれど、昔の僕は気にしたこともなかったのだから面白い。

*1:これで思い出したけど、蓋が閉まっている家に遊びに行ったとき「この家は閉める文化か〜」などと思って水を流したあとに蓋を閉めたりしてたけど、今考えると全く無意味でかわいらしい。

最近の振り返り風景

最近はいろんなメモを Scrapbox に書いていて、生活の振り返りも Scrapbox でやっている。流れとしては以下の感じ

  1. 前回の振り返りメモを確認する
  2. 今週の予定を確認する
  3. 今取り組んでるテーマの進捗を確認する
  4. 最近のお困りごとやうまくいってることをKPT方式で書く

前回の振り返りメモを確認する

例えば先週は書類が片付けられてないですね、みたいなことが書いてある。今週は山が一つ片付いていい調子ですね、とか、整理用のフォルダを書いましょう、みたいなメモが別ページの TODO に追加されたりする。

次の一週間の予定を確認する

カレンダーを見ながら予定を確認する。

今取り組んでるテーマの進捗を確認する

例えば資格試験の勉強がどこまで進んでます、みたいなのを確認したりする。前の週の進み具合や、↑で見た次の一週間の予定を確認して、今週はどれぐらいできると良さそうですね、みたいな設定をする。この辺はテーマごとに別の Scrapbox ページを作って、そっち側で作業をしている。

最近のお困りごとやうまくいってることをKPT方式で書く

概ね P 意外は出ない。

次のアクションが決まればかくし、決まらなければそのまま置いておいて、翌週見た時に考える。案外翌週には Problem ではないですね、となっていたり、単純にタスクが積まれてるようなものの場合は解消されていることもある。


会社で毎週行われている勉強会があるのだけれど、最近振り返りがテーマの会があった。めちゃくちゃ良かったんだけれど、その中でアジャイルレトロスペクティブズがおすすめという話があったので早速買った。

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き

勉強会のエピソードとしては、各チームの振り返りの様子やテクニックを知れたのが良かった他、一般的な話題として

  • 振り返りの5つのフェーズについて
  • 振り返りのスコープによってやりたかを変える

といった話があり面白かった。

言葉を選ぶこと

丁寧に言葉を選んで話すことができる人はすごいなと思っていて、僕もそうありたいと思う。

実際にはそうできないことが多い。こうやってブログを書いたりするときは結構真面目に書くこともあるけれど、多くの場合はそうではない。

特にクローズドなコミュニケーションになると省略してはいけないところを省略してしまったり、変換ミスで変な文章になったりする。相手との関係性によって、そういった横着な文章でもわかってくれるだろうと思ってしまうのかもしれない。

実際に省略したコミュニケーションで話が成り立つと結構嬉しかったりするのだけれど、こういうのは遊びだけにするべきだよな、と思う。

Keynote スクリーンショットの注目してほしい箇所を強調する

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こういう画像を簡単に作る方法。

1. ベースになる画像を配置する。

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2. 図形メニューから四角形を配置し、色を黒、透明度を65%ぐらいにして画像サイズに合わせて重ねる。こうして注目してほしい場所を目立たせるために一旦全体を暗くする。

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3. 次に、新しい図形を配置し、注目してほしい場所に重ねる。この時図形のスタイルはデフォルトで良い。

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4. ステップ2と3で用意したふたつの図形を選択し、右側のサイドバーにある「配置」タブの一番下にある複合メニューから「除外」を選ぶ

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自分が昔作ったスライドでこういうかっこいいマスクされた画像が登場して、当時はイラレでやっていたっぽい? のだけれど Keynote でできるのではと思い試したところ案の定できた。良かったですね。

29歳になった

数日前に29歳になった。

来年は30になるし他にもいろいろと大きな変化がある予定なのだけれど、この1年も結構色々あったのでちゃんと振り返ろうと思った。

大井川鉄道に遊びに行く

去年の10月の話。一人旅は初めてだったはず。アプト式で湖上駅に行き、帰りにSLに乗って大喜びする。

思い返すとこのときから徐々に旅熱が高まってきた気がする。

企画から関わったサービスがリリースされた

年明けの話。無事に、というには様々な出来事があったけれどリリースまでもっていくことができたのは本当に良かったと思う。僕もかなり頑張った自覚はあるけど、個人プレーってわけではなくてチームとしての成果だとおもう。

退職

来年ちょっとしたイベントが控えていて、それまでに一度環境を変えたいという気持ちが強まった。そこでリリース直後だったけれど当時勤めていたミクシィを離れることにした。できるだけ跡を濁さないようにしたつもりだけれど、当然いろいろ想定してないタスクは発生したはずで、それでも送り出してもらえたことは感謝しかない。

また退職にあたって色んな人と話すきっかけができたのもよかった。

鬼怒川研究会/春季キャンプ

スペーシアで鬼怒川に行ったり、修善寺でキャンプをしたりした。鬼怒川では最高の会話ができたし、修善寺はキャンプ場が最高だった。

次の仕事を探す

選択肢は大きくわけて、働くか、働かないかの2つがあったのだけれど、結局働くことにした。働かないのは将来チャンスがありそうで、今やるのと将来やるのでそこまで大きな違いはなさそう*1というのが判断基準。

何社か話を聞いてもらった上で、今一緒に働きたい人が一番多いって理由ではてなに決めた。京都に住みたかったというのもある。地理的に京都が重要というよりは、自分が東京から離れることと、多拠点チームを経験したかったというのもポイントだったと思う。

ニューヨークに行く

有給消化期間中にニューヨークに行った。ずっと行きたい場所だったので行けて良かった。5,6日いたので満足するかと思ったけれど特にそういうことはなくてまた行きたいと思う。

マンハッタンだけで5,6日いたのでちょっとした生活の準備が必要で、ホテルの近くでコインランドリーを探したりドラッグストアを探したりスーパーを探したり、するのも楽しかった。RPG最初からやりなおすみたいな感じ。

京都に引っ越す

渋谷の頃と比べてかなり広い家に引っ越した。窓が大きくて気に入っている。前の家は北向きで年中なんとなくじめっとしてたしね。

家具もいろいろ買い替えた。久々にソファがある生活で嬉しい。流しそうめんパーティをやったところいろんな人が遊びに来てくれて楽しかった。

マンハッタンのときと同じで、家の周り散策してお店を開拓したり、スーパーの場所確認したりするのが意外と楽しかった。

はてなで仕事を始める

もう3ヶ月以上たってしまった。時が過ぎるのが早すぎて唖然としている。インターン受け入れもやったしいろいろ経験させてもらっている状況、そろそろでかいヤマをヤる必要を感じているところなのだけれど、まだ思うように行かないことが多い。

チームは構成に大きな変化があったあとで、ワークフローはきちんとできているけれどメンバーのプロジェクトに対する理解が異なっている状況だと思う。そういう前提の元ディレクターによるチームビルディングが行われることになっているので楽しみ。

姫路にいく

国内近距離旅行第一弾という感じ。バルセロナ展っていうのやってるぞというのを聞いて新快速でのんびり出かけた。最初にとっていた宿がダメダメでチェックイン後にキャンセルするみたいな異常なムーブをすることになって過酷だったけど、移った先のホテルは完全に最高だったので結果オーライって感じだった。

RSRで北海道に行く

初北海道だった。これは大勢で、30人ぐらいの団体。1日目中止になってしまったのめちゃくちゃ残念で悔しいのだけれど、その分札幌観光とかドライブを楽しんだので、1/3ぐらいは取り返したと思う。来年も行きたい。

台湾にいく

ずっと気になってた台湾に遊びに行った。こっちは前職の同僚3人とでかけたのだけれど、人数が多いとこれはこれで楽しいなって感じだった。食べ物が美味しかったのと、十份まで足を伸ばせたのがよかった。

秋季キャンプ

恒例となりつつある秋キャンプにでかけた。今回はあまり準備に参加できなくてちょっと反省している。


今のところ歳を重ねるにつれて視野は広まるし発見は尽きない。いろんな人やものを知るたびにできるだけ取り入れて様々な価値観を体験したいと思っていたけれど、一方で、最近は「自分がどういう人間か」をはっきりさせていきたい、という気持ちも出てきた。このブログで自分が好きなものについて書いてたのもその一環という気がする。

自分のことも周りのこともよく知っていきたいし、全部楽しんでいきたい。楽しむことについては必殺技みたいなのがあって、全力で取り組むとなんでも楽しくなる。ということであらゆる物事を全力でやっていきたい。

特に直近の半年はリソースに制限がある中でなんとかする、みたいなことを意識する場面が多かった気がする。これについてはこの先もっとハードになっていく予感があるので、それでもやりたいことをやれるようにするテクニックが必要だなと感じている。最近は、Scrapbox 上でその日やることのリストを書き出してから一日を始める、みたいなことをしている。常にそのページを更新しつつ、翌日はそのページの残ってるタスクから再開、といった感じ。目の前のやるべきことがわかりやすくて無駄な時間が減った気がする。引き続き、効率重視しながら全部やり続けたいと思う。

欲しい物リストはこちらです。

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1N3VUH676UQCE?ref_=wl_share

*1:体力の問題や「今の中国は今しか楽しめない」問題みたいなのはあるにせよ、それについては未来においても同じ問題がある

梨が好き

今年の秋キャンプは京都と東京の中央ということで南信州のキャンプ場へ行ってきたけど、心地よい陽気で最高の週末だった。

高速のICからキャンプ場まで行く途中にりんごや梨の直売所がいくつもあって、なるほど確かに信州といえばりんごと梨かと思った。

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キャンプ場の中には川が流れていた。


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夜は雲が出てきて星はほとんど見れなかった。惜しい。

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どこでもいい感じに山を見れたのが良かった。

帰りに道の駅によったところ、梨が売っていたので南水と豊水を買ってきた。

去年から家で季節の果物を食べる活動をしている。季節のうつりかわりが感じられてよいし、家で果物をたべるのは丁寧な暮らしという気がして気に入っている。煙草の害を少し防ぐらしいし*1

去年は9月頃から仕事が忙しくなって、気がついたら梨の季節が終わってしまってショックだった。今年はたくさん食べれているので嬉しい。一方で桃の季節はニューヨークに行ったり引っ越したりなんだりでほとんど食べることができずに終わってしまったきがする。そういえばぶどうも全然買えないまま季節が過ぎてしまった。

これからは柿とりんごがやってくる。こうして次の季節を楽しみに過ごせるのは素朴な喜びがあると思う。

*1:もうタバコやめて1年経つし関係ないんだけどね