- 作者: 宮内悠介
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/06/27
- メディア: Kindle版
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今読んでる短編集,共通設定としてDX9って名前のロボットが出てくるんだけど,SF系小説で登場人物にエンジニアが多いこともあって出てくるたびにDirectX9って読んでしまって(なんで作中2030年なのにDX9なんだろ……)ってなってる
— メジロティターン (@side_tana) 2014, 10月 4
読み終わった.ええと,面白かったかっていうと,そんなに.でも悪かったかっていうとそういうこともなく.単純にロボットとネットワークとセキュリティを扱った話が多くて,ロボット以外は中途半端に囓ってしまっているから,「いや,ありえないでしょ」ってなってしまって楽しめなかった側面はある.あるんだけど,それってSFとしての完成度高くないってことだよねって気もする.ロボットについても,ビルの上から何百回も繰り返し落下しても壊れないみたいな設定で,それってどうよって感じがした.作中では「日本製は丈夫だからな」の一言で片付けられる.確かにスーパーカブはビルから落としても動くなんて話はあるけど.
そういう細かいところを気にしつつも楽しめたとは思う.他人に勧めたいかと言われたら……まあ強くは勧めないかな……まわりにもITッぽい人多いし…….