知人が「kindleのpaper whiteを買ったんだが3G版が欲しくなったんで欲しかったら買ってくれないか」というのでwi-fi版をゆずってもらった.
ほとんど興味が無かったのだけれど,これも何かの縁,というくらいの気持ちで買い取ったのだけれど,思いの外良かったので,なにはさておき書く.
- インプレッション
- 購入と返金
インプレッション
起動すると使い方を簡単に説明してくれるので,はいはいとタップしていく.本読むときはスワイプ使わないんだ,タップで良いのね,へー,なんか若干違和感あるかも.と思いながら進んでいく.けどタップでめくれるの,片手で読んだりしているときは楽そうだなあ,みたいなことをおもっていた.
で,適当に本開いたりして,ふーん,みたいな感じ.それなりに読みやすい.あと軽い.僕は特別フォントにこだわらないタイプなので,文句は無い.とかいうと本好きな人に怒られるんだろうなあ.ごめんなさい.
で,ストア開く.なんかスクロールできる.へえ,スクロールできるんだ.
さすがに電子ペーパーってだけあって描画は遅いし,若干後がのこる.この辺はまだまだ仕方が無いんだろうなあ.そのうち(ハードウェアの進歩で)改善されるだろうけど,,,.少なくとも2年くらい前に店頭で触ったS○NY社のものよりはいい.ページめくりの時も画面全体が白黒反転するようなことは(ほとんど)ない.すごい.
軽さがとにかくいい.残念ながら他社製品はほとんど触れた事もないので比較できないけど,使ってて重いな,と思う事はまずない.
実際にススキノ探偵シリーズの「バーにかかってきた電話」を買って読んでみた.現在87%読了.
左下をタップすると読了までの時間と位置ナンバーを切り替えられる.この位置ナンバーが結構重要.Kindle(に限らずほとんどの電子書籍)は文字サイズが変えられるので,ページ数は文字サイズによって変わってしまう.だから自分が何%読んだとか,そういう表示になる.
検索で移動したりしたあと,読んでいたところまで戻るには,画面上部をタップしてメニューを出し,移動,という項目があるので,そこをタップ,ページナンバーをいれる.
読み進めた最後のページ,みたいな飛び方ができると嬉しいとおもう.メニュー,見落としてるかな...
そうそう,推理モノってことで登場人物が良く出てくる.ぼくは登場人物を覚えるのが苦手で(実際に人とあっても顔と名前がなかなか覚えられないけど),よく前のページに戻ってどんな人だっけって読み直すんだけど,検索機能は重宝した.
ところで,この時は相田という登場人物の素性がおもいだせなくて検索したのだけれど,なんと結果が一件しか出てこなかった.もっとたくさん書かれていると思うし,ちょっとこの検索は弱いんじゃ無いか.
あと推理小説なので,結末の核心的な部分がヒットするんじゃないかと冷や冷やした.もし相田が犯人だったらどうしよう!! みたいな.今回は(僕のヨミが正しければ)そんなはずはないんだけれど,それにしても怖い.(ところで犯人を予想して言うのはドキドキするけど,犯人じゃ無いヤツをよそうするのはぜんぜんドキドキしないね).
教科書的な読み物なら前後全てから検索して欲しいし,小説ならネタバレは回避して欲しい.そのあたり,どうなってるんだろう.
購入と返金
1Clickの設定をしているので,簡単に買える.便利.すごい.
一度間違えて欲しい本と違う本を買ってしまった.タイトルが似てたのだ.
購入後に表示されたポップアップをよく読むと返品できますよ,みたいなことが書いてあり,URLが示してあったが,とりあえず閉じる.
閉じた上で,返品できるのかためしてみた.
Amazon.co.jpにアクセスし,アカウントサービスを開いて,ダウンロードって項目にあるMy kindleを開いてみる.たしかに誤って買った商品を含む購入したkindleのコンテンツが一覧でみえるけど,どこにも返品するボタンみたいなのはない.
Kindleサポートを開くとコンテンツというリンクが有り,リンクを開くと返品の項目が見つかった.
Kindleコンテンツは、購入間違いなどの場合、注文日から7日以内に限り、Amazonの裁量にて返品を承ります。ただし、当サイトで返金を行った場合、コンテンツはご利用いただけなくなりますのでご了承ください。
Kindleコンテンツの返品をご希望の場合は、ヘルプページ右側の「カスタマーサービスに連絡」ボタンをクリックのうえ、当サイトへご連絡ください。お問い合わせは、電話またはEメールで承っております。
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/ref=hp_200698610_content?ie=UTF8&nodeId=200712540
らしい.で,カスタマーサービスを開くとまずは「お問い合わせの種類」をきかれる.最初はここを見落としていて,Kindleの購入コンテンツ,選べないじゃんっておもったのだけれど,ここにKindleという項目がある.選ぶ.デバイスを聞かれるので,一つしか無いけど,自分のKindleを選ぶ.
すると「お問い合わせ内容」を尋ねられるので,「Kindleコンテンツ」を選ぶ.
詳細内容を尋ねられるので,一番近そうな「コンテンツの注文」を選ぶ.
さらに詳細を教えて下さい,と出るので「コンテンツの返品」を選ぶ.
すると画面が,Eメールで問い合わせるのがおすすめ! みたいな雰囲気になるので「Eメールで問い合わせる」ボタンを押す.
どうやら先ほど答えた問い合わせ内容がプリセットされた画面が出てくるので,シンプルに
(書名と作者)を誤って購入したので返品したい.よろしくおねがいします.
とだけ書いて送信.
それにしても7日間も返品をうけつけるのか.大概の本は読み終わってしまうぞ.