なんかDX; 開発体験についてのゴミみたいな話題が多くて嫌になる一方、より広く労働体験みたいな概念がある気はしている。

ルール通りに書類を作るみたいなのは割と最悪で、そこまで決まってるなら必要なパラメータだけで上手いことやって欲しいと思うし、依頼メールみたいなフォーマットが定義されてるならJIRAみたいなチケット管理システムまで落とし込まれていて欲しい。

一方でさまざまな人と話していると、メールアドレスが全従業員共通でプロバイダのアドレスを使っている、みたいな事例もあり、どうやって業務が回っているのか想像もつかないなと思う。フォーマットを印刷して手書きで記入して依頼、みたいな感じかもしれない。

というか、おそらく昔*1 はみんなそんな感じだったのだろう。コードベースに差分を入れるために変更理由書を書いて決済書を作ってハンコをもらって回らなければならない、みたいなエピソードも聞いたことがある(本当かどうかは知らないけど)

そういったワークフローの正当な(??) 延長線上に共通テンプレートとメールを使った業務フローの設計みたいなのはある気がする。

結局人と人のコミュニケーションからは変わっておらず、内容によってはちまちまキーボードで書くよりささっと手書きしたほうが早いみたいなこともあるだろうし、退化している側面もあるのではないか(メールになったことで物理的に離れてても進められるとか、そういう進歩はあるとしても)。


本質的な部分だけに集中したいとはみんな思っているはずで、ではどうすれば本質的な部分に集中できるかといえば、できるだけ機械にやらせることなのだと思う。すると人間と機械とのコミュニケーションを考えなければならない。


DX; デジタルトランスフォーメーションというのは機械と機械のコミュニケーションをちゃんと設計しましょうという話だと思っていて、つまりここでの一級市民は機械たちで、人間は機械に仕える立場になるわけだけど(本当に?)、そういう考えでやっている人はいるのだろうか?


脱線した。根本的な生産性アップのためには機械と機械のコミュニケーションを整える必要があり、その上で人間と機械のコミュニケーションを整えていく必要があるわけだから、そういう視点で既存業務の棚卸しややり方を変えなければならず、人と人のコミュニケーションを前提とした業務フローをデジタル化したところで大した意味はなく、メリットとデメリットがトントン、みたいな状態から脱出するのは難しいだろう。

*1:いつ?

祖母が亡くなったとの知らせがあり急遽実家に帰ってきている。

長いこと寝たきりに近い状況だったので、事故的な感じではなく、つまりある程度皆準備ができていたので少しはマシという感じ。

加えて連休後半の初日であるから、親族が集まることを思うとこの上ないタイミングと言えると思う。元々が不幸の話であるから、いいタイミングも悪いタイミングもないのだけれど。


妹が古いiPod nanoをどこからか出してきた。祖母の写真があるのだという。なんとまだ生きていて、確かに見える。

これはデータを保全したほうがいいだろうということになったけれど、データ転送に使える30pinケーブルがない(なぜか充電用のものはあり、それでブートしたということだった)。

ともあれ急ぎ30pinケーブルを手配した。明日には届くらしい。


手前は母、奥が祖母。

シンプルなハードウェアの強さを感じる。

これマジで漫画好きにしか伝わらないと思うんだけど良いこと言ってると思う。


土曜、乗っかって寿司を食べに行った。

火の入った太刀魚が美味しかったし、握り(店の呼称に従うなら「つかみ」)が絶妙で、確かにつかみ寿司と自ら名乗るだけあるという感じ。

また行きたい。

自動化の効能

自動化という言葉を聞いた時、人によって CI/CD のことを思い浮かべたり、エクセルのマクロのことを思い浮かべたり、RDPのことを思い浮かべたり、銀行の定期振り込みみたいなことを思い浮かべたりすると思う。

この際、自動化のメリットとして作業時間が省かれることを挙げる人がいるのだけれど、それはある側面でしかなく、さらに主な効能というよりはむしろ副次的な効果と思う。

では主な効能は何かといえば、それは

  • 意識しなくても良くなる
  • ドキュメント化される

この二点になってくると思う。

意識しなくても良くなる、というのはそのままで気にする必要がなくなる。気にする、というのは大きなストレス源になる。

気にしなくて良くなるだけで、その分個人・組織の能力が解放されて新たな仕事や作業に取り掛かる余裕が生まれる。省力化で解放される時間よりも生まれる余裕の方が価値が大きい。自動化によって解放される時間が短いから自動化する必要がない、というのは大きな間違いである。

ドキュメント化される、というのも大きな価値があり、個人がバラバラにやっている場合は統一化され、属人化している作業はその個人から切り離され、自動化スクリプトが実行可能なドキュメントとなる。

一度このような状況にしてしまえば、その後問題が起きても、スクリプトを直すか、その作業自体やる必要があるのか見直す、の二択ですむ。

こういった場合、しばしば「チェックを強化します」「新たなルールを追加します」「気をつけます」みたいなことになるのだけれど、みんな気をつけてるし、チェックはちゃんとしたいはずだし、ルールは増やしたくないはずなのだ。

まあルールは増やしてもいいけど増やすと人には守るのが不可能になり、結果としてまた「チェックを強化します」「気をつけます」となっていく。


ということで自動化には時間効率を高める以外の非常に強い効能があるので、省力化と捉えると見誤りますという話。

通勤に使ってる電車が止まっていたので試しにタクシーで会社まで行ってみた。

  • だいたい30分ぐらいかかる
    • 電車と変わらない
  • だいたい3000円ぐらいかかる

ということがわかった。つまり寝坊してリカバリに使うようなことはできないということだった。

引っ越し。退去が完了したので引越しの時持っていかなかった荷物を車に積んで出発した。

見積もりが甘くて一部は車に乗らず宅急便で送りつけた。何をやってるんだか。


と言うわけで来週から大阪です。

YAPC::Kyoto 2023には参加できなかったけど、所用があって関西にはいたので、月曜の夜まで京都にいた友人たちに合流した。

まず一人と合流しそばを食べ、さらに合流してビールを飲み(1)、さらに合流してビールを飲んだ(2)。久々に会えた人にも挨拶ができてよかった。


大学に入って初めてプログラミングに触れて、プログラミングを通していろんな人に知り合って、そこから大学内の繋がり、大学外の繋がりができたのだなあと言うことを思い返してちょっとだけエモい気持ちになってしまった。

エンジニアとして仕事をしていた時のことを思うと「あっこれはカンファレンスのネタになるな」と言うのが結構モチベーションとしてあって、それがモチベーションになっていたのは大学の頃知り合った人たちの影響だったと思う。

周りの人たちは皆何かしらセッションに出ていて、自分だけが参加していないことに対するコンプレックスみたいなのがあったのだと思う。

と言うようなことを思い返していたところに今年のベストトークになったあらたまさんの記事

tamamemo.hatenablog.com

が流れてきて完全に刺さってしまった。

動画も後で見たい。


まーでもあれだよね、それはともかくカンファレンスで話せる仕事したいし、俺はまだまだハッカーの呪縛に縛られてるよ。それでいいんだと思う。