じつは幼稚園の頃は鉄道が大好きだった。好きな玩具はプラレールで、家の壁に特急一覧のポスターを貼ってもらっていて、それをよく眺めていた気がする。*1
当時気に入っていたもので覚えているのは名鉄パノラマカー、成田エクスプレス、近鉄アーバンライナー、そしてゆふいんの森号だった。
というのを唐突に思い出したのが10月の最後の週で、その週末が三連休でかつ偶然予定が入ってないことに気がついたので、こうしちゃおれんとなり、まずゆふいんの森のチケットをとった。幸い三連休初日の14:30ごろ博多駅を出発するゆふいんの森5号に数席まだ空きがあったのでそれを抑えた。
準備
福岡までの足だけれど、これは九州新幹線の指定席が良いので乗るといい、と聞いたのをおもいだしたのでそのようにした。
実は前日まで空席が見つからず、あわやのぞみ号か、という状況だった。それでも諦めず、気が向いたときに EXIC で空席を確認する、といった動きをしたところ偶然「みずほ」を抑えることができたので良かった。乗る予定がわかっているなら余裕を持って抑える必要がありそう。
帰りはフェリーさんふらわあで帰ってくることにした。これも乗りたかったシリーズのひとつ。
さんふらわあは月曜の夜に別府を出る便のツーリストベッドクラスに空きがあったのでこれにした。
ということでどこかで二泊する必要があったのだけれど、せっかくなので湯布院で二泊、ということにした。
1日目
新大阪まで移動し、みずほに乗り込む。たしかに指定席料金でグリーン車のようなシートに乗れて満足度が高い、というかあえてのぞみに乗る必要はないな、という気持ちになる。
新幹線車内では AWS の Organization Service Control Policy について一通り調べるなどしていた。
博多駅である。乗り換えに1時間弱しかなかったので、適当にラーメンでも食べよう、と思って駅の中のそれっぽいところに行ったところどこも行列で緊張感のある状況だったので諦めた。
ということでいきなり今回の旅の主目的であるゆふいんの森号です。嬉しい。。。
お昼を食べそこねたので、乗車後すぐにビュッフェに向かいビールとお弁当を買いました。いいですよね、ビュッフェ。夢のよう。
中身はこんな感じ。ビールがフルーティで美味しかった。
ゆふいんの森号はハイデッカーなので乗車時に階段を登るようになっており、貫通路は橋のようになっている。なかなか見ないのでおもしろかった。
由布院到着後は駅前で晩御飯を済まして宿に向かった。立派な温泉があり、見晴らしのいい宿でした。
2日目
朝から金鱗湖へ行く。
金鱗湖は温泉が流れ込んでいるので、この時期に行くと湖から湯気が立つ光景が見れるのでした。
その後小さい美術館をいくつか見てから、くるまを借りてやまなみハイウェイで阿蘇方面へドライブに行く。
運転中は写真が取れないので、これは最終日に別府に行く途中のバスからとった写真なのだけれど*2、とにかくこんな調子で日本らしくない景色が続く。森林限界を超えるような高さじゃないので、なんでこんな草原みたいになってるのはか不思議。
やまなみハイウェイは大当たりという感じで、時間に余裕のあるスケジュールにして正解だったな〜と思う。
阿蘇神社にお参りをして、近くでローストビーフ丼みたいなやつを食べた。美味しかった。
3日目
3日目は朝からバスで別府に抜けた。まず鉄輪温泉で地獄蒸しをやる。
地獄蒸しのあとは海地獄周辺を散歩し、杉乃井ホテルの棚湯に向かった。ここは最高で、最高でした。
鉄輪の地獄蒸しも杉の井ホテルも id:papix さんに教えてもらったところです*3。
その後は目についた別府タワーにのぼったりしつつ、さんふらわあの乗り場へ。
早めに着いたので乗船手続きをしてからドメイン駆動開発を読んですごした。
さんふらわあは満員でラウンジの席もツーリストクラウスの人たちでいっぱいだったので、食堂でご飯を食べたあとはデッキで酒を飲んだり、自分のベッドでドメイン駆動開発の続きを読んだりしていたけれど、10時過ぎには寝ていたと思う。
翌朝は5時半に放送が流れるのでそれで起き、大阪港に入るまでに船内の風呂で汗を流した。下船してからは電車を乗り継いでそのまま出社して仕事を始めた。
フェリーは快適で、1日普通に仕事ができたので良かったと思う。特に朝、まだ移動中のタイミングでお風呂に入れるのがお得度高いと思う。またやりたい。