- 作者: Mike Gancarz,芳尾桂
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2001/02
- メディア: 単行本
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読んだ.普通に読み物としてさくさく読める.もうちょっと具体的な,実装面からの話があるかとおもったけど,タイトル通り考え方の話だった.いかにして柔軟なソフトウェアを作るかという話.UNIXエンジニアが暗黙的に共有している前提みたいなのが文章化されたみたいな感じだと思う.言われてみれば確かに,と言うことが多い.
全体的に,ソフトウェアを作るとき,将来のことは考えるんだけど,将来のことを考えて機能を増やしたりするのでは無くて,機能を増やしやすくするべき,みたいな話が多かった気がする.とにかく,今の要求に応える最小のソフトウェアが最高.拡張性を考えて作れば,機能はひとつでいい.アプリケーションレベルで,モジュールを作るときも一緒みたいな気がする.ついつい忘れがちな気がするし注意していきたい.