最近やんごとなき事情があってiOSエンジニアとして活動するための修行をしているのだけれど,新しい言語というか,LL以外の言語に真面目に手を出すのが2年ぶりだし,Obj-C自体ちょっと独特なところがあると思うので,久々に新しい言語の勉強しているって感じになってる.初めてプログラミングを始めたときと比べると,やっぱり概念の獲得とか用語の知識がある分,何がわからないのかがわかるというのが大きな差って感じがする.概念と用語が結びついているから,教えてもらう時も何がわからないのか簡単に説明できるし,検索したらだいたいわかる.*1

逆に導入で苦しむのって,やっぱり用語とか概念なのだろうなという感じ.関数とか変数とか配列,もうちょっといくとクラスとインスタンスとオブジェクトみたいなのとか,メモリ関連だとメモリ確保,参照渡し/値渡し,immutable/mutableとか.

振り返ってみると,自分がわからないことを「わからない」って言うんじゃ無くて,知っている語彙で疑問をちゃんと表現するっていうのが重要だと思っていて,自分がなにをわかっていないのかをわかるというのが理解への近道だった気がする.

ところで,自分がそういう部分を身につけた方法としては,ひたすら小さなコードをかいて試したってのもあるけど,根気強く教えてくれた先輩とか同期がいたからだなあという感じがする.

*1:一番こまったのはXcodeの操作ぐらいで,あとは冷静にコード読んだらなんとなく動くコードは書けるって感じ