夢,全然自分が出てこないストーリーをもくもくと見て行く感じだった.ある中学生女子がまだ幼稚園だった時の話.

幼稚園の頃,主な遊び相手は兄と,近所のマンションに住む女の子だけだった.ある日,だんだん兄と自分の調子が悪くなってることに気がつき,そのことをマンションの女の子に念みたいな能力で話すと,実は超能力であなたたち二人を絵本の世界に閉じ込めようとしてるの.みたいなこと言われた.

たぶん悪意はなくて,マンションの女の子としては好きなものを箱に入れてコレクションしたいみたいな感覚だったろうけど,自分としてはそんなのたまったもんじゃないから,マンションまで直接話を聞きに行く.すると50%以上出来上がった絵本を見せられて,ここまで出来たのに,みたいなことを言われる.

マンションの女の子が人を本に閉じ込められるみたいに,自分にも変な能力があって,それは口から火を吹くということだった.最初にマンションの女の子に向けて火を吹いた.次に部屋に来たその子のお母さんに火を吹いて,洗面所にいたお父さんの頭に火を吹いた.

それから部屋中に火を付けて回ったのだけれど,途中から疲れてうまく火を吹けなくなった.それで,多分証拠隠滅のためだと思うけど,完全に火が吹けなくなる前に,マンション全体を燃やそうと思った.一階まで降りて,監視カメラを死角から全部壊した.全部というのは嘘で,一つだけ壊せない奴があったから,それは放っておいて,撮影範囲に入らないように動いた.壁に火をつけようとしたんだけどうまくいかなかったから,適当に数部屋に押し入って火を吹きまくった.

家に帰ったら兄にめちゃくちゃ怒られたけど,最後に,助けようとしてくれたんだね,ありがとうって言われて,それでいいやって思って,救われた感じになって,目が覚めた.