あることをするんだけれど,することを意識してしまって,ちゃんとできないみたいなことは良くないなと思った.

たとえば,演劇の場合は,観客も含めて演劇というものだから,観客から見てよく伝わるように大げさに演技をしたりということがあるとおもう.テレビドラマの場合は画面の中で完結するものだから,そういうことはしないと思う.テレビだったら観客を意識するのはカメラマンとかディレクターとか脚本のしごとで,出演者はそういうことをしない.役割みたいなのがちゃんと合って,そういうのを破ってしまうと返ってしらけるみたいなことがあるとおもう.でも,破るな,ということではなくて,破ってもいいんだけれど,それは撮影前とか撮影後とか,そういうタイミングで,担当の人にこそっというみたいなことが必要だと思う.互いに相手の面子を気遣うみたいなことがうまくやるには重要だと思う.