金曜日

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圧がやってきて悩みが発生したので,金曜は会社を15時で切り上げた.帰宅してから,思い立って海ほたるに向かった.車はカーシェアで借りた.

下道でだらだら行ったら結構時間が掛かって,ついた頃には日が暮れていた.

アクアラインだけの料金で済ませたい気持ちがあって下道で神奈川方面まで走ったのだけれど,あんまり調べてなかったから最後でミスって無駄に首都高神奈川6号川崎線? を走ってしまったのだけれど,とにかく最高という感じだったので結果的には正解という事にしたい.

運転中だったから写真撮れてないけどストリートビューあった,これの夜景を想像して下さい.世界観としては工場萌です.

工場萌えF

工場萌えF

海ほたる,子供の頃にやっていた戦隊もので基地って設定で使われてて*1,なんとなくあこがれがあったけど,これまで行ったことがなかった.

海ほたるついてからはしばらくぶらぶらして,写真撮ったりしてから,中のスタバでコーヒーを飲みながらだらだらインターネットをしていた.家にいてもやることかわんないじゃん,むしろ設備がない分効率が悪いように見える.

*1:たぶんこれは勘違い,たぶん救急戦隊ゴーゴーファイブ - Wikipediaなんだけど,このページを見ると基地はベイエリア55って名前で,「普段は海ほたるPAのそばの海底に沈んでいて、発進時に浮上する。」ということになっている

日曜日

起きてからずっと布団の中でグダグダしてた。何か腹に入れようと思って家を出たのだけれど、食べたいものが思いつかず、宇田川遊歩道をフラフラと代々木公園の近くまで歩いていく。空いてる喫茶店でもないかと探しながら行くのだけれど、案外ない。とりあえず帰りになんか買って家で食べるか、と思った時に何やら列が見えて立ち寄った。


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3,4組並んでいたけれど、店内に席はなく、持ち帰りのみのようだったので並んでみることに。サンドイッチみたいなのもあるみたいだったので買いたかったのだけれど、今日は品切れということだったから、タルトを2個買って帰ってきた。美味しかったので良かった、また買いたいし今度はサンドイッチみたいなやつ食べてみたい。

とにかく家の近くにほどほどに空いている喫茶店がないのは険しい。会社が近くてほどほどに空いている喫茶店が近くにあって、駅にも近い、そいう場所に住みたいものである。無いか。無いな。

土曜日

自然災害に巻き込まれる夢を見て起きる*1二度寝する。また変な夢見た。こっちの夢は忘れた。

しばらくダラダラツイッター見てたら、雪降ってるみたいなツイットが何度か出てきて、その度にどれどれ、とか言って外見るっていうのを繰り返してた。1回だけはマジで降ってて、お〜って思った。14時ぐらいにキッチンジロー見に行ったけど、変な時間なのに2組ぐらい並んでて地獄かよって思った。

あんまり食欲なかったから、パン屋さんでパン買ってきて、コーヒー入れて、車借りて葛西臨海公園まで出かけた。車借りたのは車の運転したかったからです。葛西臨海公園に行ったのは海が見たかったからです。

行きは首都高使った。六本木を抜けて芝公園横を通ってレインボーブリッジを渡るコース。レインボーブリッジから東京見るの好きで、運転中は写真撮れなかったからストリートビュー貼ります。

The Empty America ってやつがあって、すごい好きで、見たことない人は見て!って感じなんですが、なぜかこれを思い出す。多分この橋から東京を見ると、人間なんか小さすぎて見えなくなっちゃうからだと思う。

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これは海。

葛西臨海公園は異常に寒くて、ベンチに座ってコーヒー飲みながらぼーっとしたり本読んだりするか、というつもりであったかい格好してきたのだけれど、風が強すぎて無理ってなって30分ぐらいで逃げ帰った。

帰りはずっと下道。台場まで行って、ぐるっと回って豊洲まで戻って、「これが新市場か〜」とか言いながら黒いカバーがつけられたままの信号機とか、不完全な交差点を通過する。どっかの陸橋からライトアップされたレインボーブリッジが見えて、かっこいいな〜って思った。

そこからはいつものコースというか、勝どき橋を渡って歌舞伎座の前を通り、国会議事堂の前を通って赤坂御用地青山一丁目、表参道、と抜ける。渋谷に近づいたところで会社によって荷物を一個ピックアップしようと思ったのだけれど、会社の鍵持ってないことに気がついて諦めた。

なんだか元気が出ないので景気付けにすき焼きでもやるか、と考え、いい肉を手に入れて帰る。

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開会式です。なお開催地住民の強い反対のため用地確保が難航したため、開会式参加は一部選手のみとなっております。

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迫力がある。

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人類の滅亡です。

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滅亡の味がします。卵はじゃんじゃん使っていいのか?

反省としてはとにかく割り下が濃すぎた、こんなもんだっけ??? 最後にまともな店ですき焼き食べたのが2年前とかな気がするのでわかりません。

ともかく、割り下については今後追跡調査を進める必要があります。あと肉。普通の焼肉だと霜降りの脂が得意ではないので、基本的に赤身ベースで頼むのだけれど、すき焼きに関してはこれはもう思いっきり刺しが入りまくってるやつがいいのだなということがわかりました。気をつけてもすぐ火が通って硬くなってしまいがち。

ともあれ、去年ぐらいからやりたかったおうちすき焼きができましたのでこれはまあ勝利と言ってよさそう。

そのあとでインターステラー見た。

2時間40分ぐらいあってとにかく長くて大変だったけどその分いろんな要素があって楽しめてよかった。中盤以降の人間性博覧会みたいなのよかったしもう一回ぐらい見たい。この流れで次はインセプション見たい。

*1:海沿い、というか岩壁の上にある掘建小屋みたいな居酒屋で飲んでいる。天気が悪いなと思っていたら、どうやら台風が接近しているらしい。宴会は続くが、そうしている間にも潮位が上がり、サイレンがなって水門を降ろす作業の音などが聞こえて来る(音がするものなのかどうかは知らない。夢だから)。いよいよ雨風が強くなって、竜巻というか、旋風みたいなのが登場する。一旦は居酒屋をかすめて過ぎ去っていくが、Uターンしてきて今度は直撃する。すごい音がして、室内はめちゃくちゃになる。徐々に水位が上がってきて、早く逃げた方が良さそうで、自分だけでも逃げてしまおうかと思うけれど宴会は続く。しばらくすると雨も風も少し落ち着くのだけれど、海面は高まり、ついに岩壁を超える。その時手漕ぎボートで海に出て行った子供がいたことがわかり大騒ぎになる。大騒ぎになってなんとか子供を助ける。その頃には台風は去っていたが、潮位は依然高く、避難をし始めるが、宴会会場に仕事用のパソコンを置きっぱなしなのを思い出し取りに行こうとする、というところで起きた

「One for all, all for one」と言う有名な標語がある。「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」などと訳されることが多いようだ。

僕がこの言葉に初めて出会ったのは小学校の高学年の頃だったと思う。学年全体で取り組む演劇のテーマが,この「One for all, all for one」だった。なんて気持ちの悪い言葉なんだ,というのが最初の感想だった。

「ひとりはみんなのために」は,想像しやすい。全体主義のようで薄気味悪さもあるが,しかし概ね理解できる。義務教育のような場で引っ張り出すのが適切かと言われると少し引っかかるが,それも含めて教育だと言われれば返す言葉もない。具体的には目立たない地味な仕事でもみんなのためにしっかり取り組もうとか,困っている人がいたら積極的に助けようとか,そんなふうに理解できる。

一方で「みんなはひとりのために」というのはなんだか妙だ。想像しにくい。たとえば「みんな」のなかに困っている「ひとり」がいたら助けてあげようね,みたいな話だとしてみよう。しかし主語は「みんな」であるから,「みんな」がよってたかってひとりのために集まってくるところが想起される。無能の集まり,と言って差し支えないだろう。

では「みんな」の中の数名が「ひとり」のために働くことを考えるとどうだろうか。なんとなく「みんなはひとりのために」らしくあるが,しかしこれも違和感がある。ここで「みんな」について考えてみると,これは「ある目的を持った集団」と換言できるだろう。ここでいう「みんな」は漠然とした他者ではない。とすると,「みんな」のなかの数名が「ひとり」のために働く状況は最終的に「みんな」の「ある目的」のためであると説明でき,これはむしろ前半の「ひとりはみんなのために」の方がしっくりくる状況な気がする。(もちろん現実に起こる出来事はそんなドライじゃなくて,友達が困ってるから助ける,みたいな形になるのだろうけれど)

ざっくりと,これに近いことを,小学校高学年程度のレベルで考え,そのために「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」の特に後半について,気まずさのようなものを感じていたのであった。

この言葉を知るきっかけになった小学校の行事は,こう言った気持ち悪さを抱えたまま取り組んだ気まずい出来事としての側面を持って記憶されている。(演劇そのものはあまり覚えてないがなんとなく良かった記憶がある)

ところで最近「All for one」の部分は誤訳であり「みんなはひとつのために」が正しい訳である,という説があるのを聞いた。「ひとつ」というのは目的であり,スポーツなら勝利だし,演劇なら最高のパフォーマンスをすることになるのだろう。

これはしっくりくると思ったのだけれど,信頼できる情報源が見つからず,辞書の類はほぼ最初に書いた通りの訳で紹介しており,イマイチ信頼できんなぁという気持ちになり,こう言った文章を書いた次第。